終活の際の自宅の相続の問題点

終活の際、自分の資産を家族に残してあげたいという方も多いと思います。その際、預貯金などの現金資産は良いと思いますが、問題は自宅などの不動産です。これらの不動産は残される家族に必要とされている場合、例えば同居している場合などは良いのですが、離れて暮らしている場合は注意が必要です。

特に都市部と違って田舎などの場合は資産的価値がないのに、管理に手間とコストがかかることも多いからです。売りたくても誰も買わない場合、これらの不動産は資産どころか、負債と言っても過言ではないでしょう。住んでいる本人は資産と信じていても、客観的には資産的価値がない不動産は意外に多いものです。特に古い木造の家の場合はその傾向が高いと言えます。

ですから、終活の際、そうした負の遺産を残さないようにあらかじめ、自ら処分しておくというのも一つの方法です。最近ではそうやって、事前に処分することで、残される家族の負担を減らしておくという人も少なくないのです。

Posted by souzoku12